カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
RSS

◆ノー・マークについて

ノー・マークという店名は、
作物の育ててであるその人(農家、農園)の存在を感じてほしい。
そして、氾濫する言葉の誤謬をなくし、出来る限り、産地や作物に関して、
ありのままを見ていただきたい、という思いから名付けました。


そのため、
現在、広く一般にある単語で、当店が使用しない言葉がいくつかあります。
ここで
は、そうした言葉を、当店で使うものも含め、ひとつづつ解説します。
以下、長くなりますので、お時間のあるときにでも。

これからお話する単語は、多くの場合、単にイメージのみで使用され、
意味をなしていない(具体性がない)や、
それぞれの土地で育つ作物という「生き物」である事実を忘れた表現である場合があります。

少し小難しいでしょうか?^^;
単純に、
ふーん、で?それって、どこで、どうやって育つの?
という質問には答えが返ってこないような場合がそうですね。
もしくは、具現化された実際ではなく、
抽象的なそれっぽい言葉だけ とかですね。

◆有機野菜
広く一般に使われる言葉なので、驚かれる方も多いかもしれません。
が、実はものすごく曖昧な言葉です。
なので、この言葉を使っているトコロでは、
えてして独自の定義をしているのが一般的ですね。

農業における「有機」という言葉について:
「曖昧」になってしまうのは、農業において「有機」とは
ひとつの志向であるためと思います。
昭和40年代、化成肥料、農薬をバンバン使って、収量あげてハワイへ行こう!
そんなキャンペーンがあった時代のアンチテーゼとして生まれてきた志向です。
そうした「志向」に「野菜」という単語をつなげれば、
曖昧になるのは当然といえば、当然かもしれませんね。
さておき、そうしたアンチテーゼが横行したときがありました。
そう、なんでもかんでも「有機」とつけてしまう人たちがでてきちゃったんですね。
それは良くない、ということでできたのが「有機JAS」です。

・有機JAS
当店でも使用している言葉ですし、そのものを否定するモノでもありません。
ただ、多くの勘違いがあると思いますので、記載します。
有機JASとは、農法でも、育て方でも、無農薬でもありません。
単純に、「認可されている数少ない農薬、肥料だけ使用している」
というだけの話です。
※えー?信じられない!ウソだ!という方はウィキペディアで簡単に確認できます。

・無農薬
常識的に考えられない数値が設定されています。
※真面目に考えれば、近代農機具はもちろん、車が走るトコロでは実現できないのでは?
※使っていないという意味で、使用されているトコロもありますし、
 そのコト自体を否定はしないですが、どうも、それ以前に「農薬」を知らないで書かれることが多く、
 誤解のもととなりそうなので、使っていません。

・農薬
作物の防虫、防除、防疫、消毒を目的として使用するものを全て「農薬」と呼びます。
生物農薬である「合鴨」や葉野菜の防虫目的で使用される牛乳から、メディアで紹介される(本来使用不可の)劇薬まで。そうした目的で使用されれば、全て「農薬」です。

それぞれのコトに関して、
それぞれでお考えがあるかと思いますし、
そうした言葉を使っているトコロを否定するつもりはありません。

お店では、
そうした言葉の濫用という事実を踏まえつつ、
農業において「有機」とは、その土地の生態系を考え、作物を作り続ける志向であると考えています。
具体的にどういう育て方、どういう肥料になるかは、その土地に生きつづける覚悟を決めた
農家さんその一人ひとりの自然への、作物への「見方」と
それぞれの土地柄と呼ばれるものまでを含む、特色により変わります。
一つひとつは話が長くなりますので、商品ページやブログなどでご紹介します。

◆糖度
お店では糖度表記をしません。
同じ産地、同じ作物であれば、甘さの目安になりますが、
人が感じる甘さは数値で捉える事はできません。

否定をしないスタンスですが、
これだけは言えると思います。

もし、○○と同じ糖度!(よく「モモ」が使われるようですねw)
という表現があれば、
それは、「糖度」を知らないか、
作物を判別できないか、(モモ、トマト、みかんの判断ができない)
どーせ見る人(あなた)がソレを知らないから煽るだけ煽ろう
というモノです。
○○偽装と意識が変わらないですね。残念><

美味しければそれでもいい!という見方もございます。
なので、そうしたやり方を否定はしませんが、
当店では糖度表記をしていません。

※作物です。収穫したその日と、召し上がる日、また食べる位置によって糖度は変化します。
※トマトを例にとると、糖度6度の美味しいトマトもあれば、糖度8度の甘くないトマトも存在します。
※参考になるとは思えませんが、聞かれればざっくりとお答えはできますし、図計ることもできます。

一方で、
お召し上がりにならないと分からない部分ではございますが、
味覚的な特徴は可能な限りお伝えしたいと考えております。


最後に、
百聞は一見に如かず とも申します。
産地、畑の見学は歓迎です。

ページトップへ